2. 環境構築
HTML や CSS、JavaScript で Web ページを作った際はそれぞれに対応するファイルを作成するだけで良かったですが、Vue を使用して Web ページを構築する際には、少し複雑な環境構築を要します。本章では Vue を取り巻くツールなどについて述べた後、実際の環境構築の方法を解説していきます。
2.1 Vue を取り巻くツール
Vue を使用して Web ページを構築する際には、Bun と Vite といったツールが必要になります。これらのツールは Vue を使用して Web ページを構築する際の必須ツールであるため、まずはこれらをインストールしていきます。
2.2 環境構築
2.2.1 Bun のインストール
まだ Bun をインストールしていない人は、次の手順に従ってインストールしてください。
- Windows:Windows向け環境構築ガイド
- macOS:ターミナルで次のコマンドを実行してください
curl -fsSL https://bun.sh/install | bash2.2.2 プロジェクトの作成
Bun がインストールできたら、早速プロジェクトを作成していきます。以下の作業は Windows / macOS 共通です。なお、作業前にプロジェクトを作成しても良い適当なディレクトリに移動しておいてください。
まず、次のコマンドを実行します。
# sample-app プロジェクトを作成するbun create vue@latest sample-appすると、いくつか質問されます1。次のように答えてください。
Use TypeScript?→ Yes のまま EnterSelect features to include in your project:→ 何も選択せずそのまま Enter(↑↓ とスペースキーで選択する画面ですが、今回は何も追加しません)Select experimental features to include in your project:→ 何も選択せずそのまま EnterSkip all example code and start with a blank Vue project?→ No のまま Enter
続いて、このコマンドを実行してください。
# sample-app ディレクトリに移動するcd sample-app
# パッケージのインストールbun installここまで終わったら、あとは開発サーバを起動してブラウザからアクセスするだけです。次のコマンドで開発サーバを起動してみましょう。
bun run devそして http://localhost:5173 にブラウザでアクセスします。「You did it!」と書かれた緑色の素敵な画面が表示されるはずです。

素晴らしい画面が出てきて感動できますが、今後使用するためにサンプルのコードは削除しておきましょう。
src/App.vue
<script setup lang="ts"></script>
<template></template>
<style scoped></style>- src/assets/main.css:中身を空にする
- src/components:中のファイル・ディレクトリをすべて削除(
componentsディレクトリ自体は残しておいてください。4 章から使います) - src/assets/base.css、src/assets/logo.svg:削除
なお、必ず上から順に作業してください。main.css は base.css を読み込んでいるので、main.css を空にする前に base.css を削除するとエラーが出ます(出てしまっても、main.css を空にすれば直ります)。
ブラウザに戻って、画面が真っ白になっていることを確認してください。おめでとうございます!これで環境構築は完了です。
Footnotes
-
create-vueのバージョンによって質問の数や文言が多少変わることがあります。要は「TypeScript だけ有効にして、それ以外の追加機能は入れない」が選べていれば OK です。よくわからない選択肢が出てきたらデフォルトのまま Enter を押すか、周りの人に聞いてください。 ↩